尿路結石をキャットフードで予防できるって本当!?

尿路結石対策は?

クランベリーがアルカリ性に傾きがちな尿の尿路結石対策として、大変有効であることは理解していただけたでしょうか。しかし、あの酸っぱいフルーツを猫にそのまま食べさせるのは非常に難しいものです。そういった場合は、クランベリー配合のキャットフードがおすすめです。

最近のキャットフードは、猫のさまざまな疾患の予防に対処できるよう工夫を施されたものが販売されています。尿路結石だけでなく、膀胱炎などの下部尿路ケア対策として販売されているキャットフードの多くには、クランベリーの成分が含まれています。これまでそういった視点でキャットフードを選んだことがなかったという飼い主さんは、ぜひパッケージの表記を確認してみてください。まずは、キャットフードの成分に興味を持つことから始めてみましょう。

但し、注意したい点として、猫の尿路結石は尿がアルカリ性に傾くことだけが原因ではなく、反対に酸性に傾くことが原因になっている場合もあるという点です。酸性に傾いた尿の場合には、クランベリーは逆効果になるので注意が必要です。正しい対策を施すためにも、自分の愛猫の症状がどのようなものなのか、原因は何かを獣医さんに教えてもらうことをおすすめします。正しい知識で正しいケアをしてあげましょう。

クランベリーの効果

猫の尿は、アルカリ性か酸性化に傾きやすい傾向があります。尿の成分がどちらかに傾くと尿結石になりやすくなります。尿がアルカリ性に傾くことで尿路結石になりやすい猫の場合は、クランベリーを試してみてはいかがでしょうか。

クランベリーと言えば、ドライフルーツの甘酸っぱいイメージが強いのではないでしょうか。実は、さまざまな健康効果が期待できるスーパーフルーツなのです。クランベリーには、尿のphを酸性にコントロールする効果が期待されます。クランベリーに含まれるキナ酸は体の中で酸性の成分に変化します。尿中に溶け込むことにより、アルカリ性の尿を酸性に傾ける効果があるとされています。

クランベリーの効果は尿を酸性に傾けるだけではありません。強い殺菌作用があり、臭いのもととなる菌の繁殖を抑制する効果が期待できます。食物として取り入れることで歯周病や歯肉炎の予防対策としても期待されます。

細胞の老化対策には、抗酸化作用のあるものを取り入れると効果が高いと聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。クランベリーに含まれるアントシアニンとプロアントシアニジンはポリフェノールを豊富に含んでいるため、抗酸化作用も期待できます。いつまでも若々しく元気に満ちた愛猫でいてほしいものです。猫のアンチエイジング対策としてもクランベリーはおすすめです。

怖い!尿路結石

キャットフードには猫のさまざまな疾患や症状を予防したり、緩和したりする機能があるものがあります。中でも、猫は泌尿器系の疾患にかかりやすいので、そういった対策のあるフードが人気です。猫がかかりやすい泌尿器疾患の代表といえば尿路結石です。具体的にはどのような症状なのでしょうか。

尿路結石とは、尿管や腎臓などに小さな石のような塊(結石)ができる病気です。非常に強い痛みがありますが、猫は痛みを我慢するので発見が遅れがちです。具合的な症状としては、尿の色が普段よりも褐色がかり、排尿の回数が増えます。尿が猫砂がキラキラしている場合は、排尿の様子を必ず確認してください。粗相をしたり、排尿中にうづくまったり、声をあげるなどをすると要注意です。尿が出ない場合は生命にも関わる状態なので、急いで動物病院を受診しましょう。

尿路結石は尿の成分と大きな関わりがあります。尿がアルカリ性に傾いたり酸性に傾いたりすることで結石ができやすくなります。尿のphバランスを保つことが尿路結石の予防につながります。
尿路結石は癖になりやすく、また遺伝しやすいという特徴があります。またメス猫よりもオス猫の方が尿道が細長く、形もカーブを描いており、先端が細くなっているため結石が詰まりやすい傾向があります

キャットフード選び

愛猫にはいつまでも健康でいてほしいというのは、飼い主さん達は誰もが思うことではないでしょうか。猫の健康に欠かせないのがキャットフードです。健康に配慮したキャットフードの選び方をチェックしてみましょう。

最新のキャットフードは、さまざまな種類があり、商品選びに迷ってしまうほどです。猫のかかりやすい病気やなりやすい症状を予防するという視点で作られたものもあります。

健康に良いものを選ぶには、まずキャットフードに含まれる栄養成分をチェックしてみましょう。化学薬品や参酸化防止剤などの食品添加物や成長に影響しやすい化学合成物質の有無は飼い主さんであれば知っておきたいところです。

猫は肉食なので、高タンパク質・高脂肪・低炭水化物の食事が基本になります。加えてアミノ酸、ビタミン、ミネラルのバランスが取れているものを選びましょう。猫は尿路結石など泌尿器系の疾患にかかりやすいので、そういった疾患を予防できる対策のあるキャットフードがおすすめです。

栄養成分の他にも、その猫の年齢に合ったキャットフードをえらぶことも大切です。成長期でもある子猫には、たんぱく質やカロリーが必要になります。反対に、シニア猫であれば内蔵に負担の少ないものを選ぶと良いでしょう。

これらの要素を踏まえた上で、その猫の味や食感などの組み合わせを考えてキャットフードを選びましょう。それぞれの猫にピッタリなキャットフードを選ぶことで、猫に快適な生活を提供してあげたいものです。